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長野せりな 『Seri-Boh』

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NikonD40 SIGMA EXDG50mmF1.4HSM AMAMI/KAGOSHIMA

 12月発売の本で、紹介できてない本があるので、これから数日間立て続けにアップせねば! ちょっと前になっちゃいましたがアイドリングでも大活躍中の長野せりなちゃんの「Seri-Boh」海王社より発売になりました。12月18日発売です。今回、昨年のRina-Bohに引き続いて表紙&巻頭などなど、ここ2年くらいのChu-Bohでのせりなちゃん登場からの写真を担当させていただいております。

 色鮮やかな表紙カットは昨年夏の奄美大島でのカット。カメラはなんと、あの小さな名機ニコンD40です。D40といえば高感度の侮れない画質で有名ですが、もう一つの特技は高速シャッターでもFP発光しなくとも普通にストロボがシンクロすること。ちなみに撮影データはF2.8の1/1250秒です。純正ストロボだとX接点以上のシャッターは設定できないので、古いサンパックのB3000Sをクリップオンのまま使って、マニュアル発光(1/16)してます。D1Xでもよく使ったなあ。このワザはCCDシャッターを用いた一部の機種でしか使えません。このためにD40をキープしていると言ってもいいほど。CMOS全盛の今は貴重。

 撮影では、かなり連写(といっても秒2.5コマ)してますが、パワーが少なくて済むのでチャージも早いし、D40は6メガということもあってRAW+JPEGでも書き込みが早く、撮影のリズムが崩れないのが嬉しい。FP発光だと、パワーを食うからチャージが追いつかなくて、連写が効かないのだ。光量も抑えめにしてるから、ストロボ臭さも出てなくっていい感じ。この手法を使ったのは、実はまぶしがり屋のせりなちゃん対策です。南国はただでさえまぶしいのに、それにレフが加わると地獄。ストロボだと、レフに比べると全然まぶしくないのだ。