CAPA 2010年7月号
LUMIX G2 G VARIO7-14mmF4 KATSUSHIKA/TOKYO
Aモード F5.6 1/500秒 ISO400 AWB
CAPA7月号では、ちょこちょこと細かくですがいろんなページに登場させていただいてます。上の写真は、巻頭の夏の買い物企画より。先月号のアナザーカットで、同じくパナソニックルミックスG2で、CAPAレンズ大賞にも輝いた7-14ミリでの写真です。モデルは中西加奈チャン。実践的にもG2とこのレンズは大活躍してます。とにかく軽快でいいです。欲をいえば、G2ちゃんも~っとハイライト粘ってくれ~って感じかな。
120~121ページで東芝セミコンダクター社の坂本さん(メモリー界では知らない人はいないほど超有名な方です)から、新しいSDカードとSDカードの新しい高速化規格「UHS-I」についてたくさんお話を聞かせていただきました。これからのSDカードの進化を説明していただいておもしろかったです!ありがとうございました!
SDXCとUHS-I、2つの大容量化及び高速化の規格が登場して、自分自身も混乱してしまいそうですが、わかりやすく整理して説明していただいてます。簡単にいうと「SDXC」は32GBを越えるための大容量化のための規格。一方、「UHS-I」はウルトラハイスピードのI(1、です)という略さない方がわかりやすそうな単語だけど、要するにSDカードをより高速にするための規格です。この高速機能を使うには、UHS-I対応カード、及びコントローラーチップを搭載したカメラ、カードリーダーなどが必要になります。SDHCタイプでもUHS-Iは搭載できます。G2やX4など、SDXCには対応しているカメラはこれまでいくつか登場していますが、UHS-Iに対応しているカメラは、まだ登場していません。秋以降に登場してくるSD機は、当然このUHS-I対応が期待できるかも!?
また、UHS-I対応のカードリーダーですが、これもSDR104モード(104MB/s)対応の高速のものはまだ登場してません。というか、カードリーダーもUSB2.0ではUHS-Iよりも転送速度が遅くなり、ボトルネックになってしまうので、より高速な転送が可能なUSB3.0である必要があります。現状ではCFに比べるとSDはちょっと遅いなあという感じですが、「UHS-I&USB3.0」が一般的になればSDカードでの取り回しがよりスムーズに、もしかするとメインになってしまうかも。なにしろSDカードはこの春ソニーのデジカメでも使用され、唯一天下統一を成し遂げているメディアだし。ってなことで詳しくは誌面で!