CAPA 2010年9月号 その1
NikonD700 AF-S SIGMA50mmF1.4 KATSUSHIKA/TOKYO
Mモード F1.4 1/640秒 ISO500 AWB
CAPA9月号では、巻頭企画「一眼レフはピントが命」の特集で「ポートレート写真のこだわりピント」という記事を執筆しました。モデルはシェリーズエンタテインメントの西田果倫チャン、中学3年生にしてこの美形ルックス。夏休み中ということもあって、関西圏から登場してくれました。化粧はリップ程度のほぼスッピン、もちろんノーマスカラ、ノーディファイン。超ドアップ登場が必然となるこの企画だけに、まさに適役、素晴らしい!
さて、ポートレートといえばボケ、ボケとなると如何にピントをしっかり合わせるかということが大問題。そのことについて言及してますが、詳細は本を見ればいいとして、それ以外のネタをば。静止物ならともかく、ピント合わせの理屈は通しやすいけど、動く人間、それも様々な状況で合わせるとなると、即座に合わせるのはやはり難儀。MF時代、その際に結構使っていたのはスプリットプリズム、つまり左右のズレでピントを合わせるヤツです。というとみんなバカにしがちで、やっぱりマットだよーなどとよく耳にしたんだけど、マットでそんな被写体を手っ取り早く合わせるのはムリ。そんなことで、そんなバカにされがちスプリットプリズムを付けてました。合わせる、という行為に対して線を合わせる、というシンプルな仕組みが最高に便利だったから。とくにニコンのスプリットは合わせやすかったので、T90に改造してFM2用だったかな、のスクリーンを持ってた4台全て付けてました。ズレが逆になるんだけど。今でも付けられりゃ付けたいんだけど、スプリット。EOS1-DsMarkIIには付けてたんだよな。