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2013/11/20 19:35

PG#121「はなびら」

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NikonD300改 SIGMA17-70mmF2.8-4 Misato/Saitama
Aモード F4 1/2000秒 ISO200

 ポートレートギャラリーに4作アップの4作目。#121「はなびら」。モデルは恵さん、#120の淡美抄と同じく季節も時間もだいぶ経ってしまいましたが、桜の季節です。扉カットはFalseColorによる作品です。恵さんありがとー!

2013/11/16 15:37

PG#120「淡美抄」

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NikonD300改 AF-S24-70mmF2.8 Tachikawa/Tokyo
Aモード F4 1/2000秒 ISO200
 ポートレートギャラリーに4作アップの3作目。

 #120「淡美抄」。モデルはERIさん、季節も時間もだいぶ経ってしまいましたが、春、桜の季節です。淡さと美しさが混在する一編。

PG#119「舞い込んだ朱雀2」

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CanonEOS-KissX EF24-70mmF2.8L Sagami/Kanagawa
Mモード F2.8 1/200秒 ISO400 AWB

 ポートレートギャラリーに4作アップの2作目。

 かずみんさんの#119「舞い込んだ朱雀2」です。写真が多かったので、2編に分けてみました。2は朱から漆黒への変貌編です。

2013/11/14 21:30

PG#118「舞い込んだ朱雀1」

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CanonEOS-1DsmkII EF17-40mmF4L Sagami/Kanagawa
Mモード F4 1/200秒 ISO800 AWB

 ポートレートギャラリーに久しぶりに4作アップしました。

 まず、#118「舞い込んだ朱雀1」、モデルはかずみんさんです(遅くなってすいません、かずみんさん!)。衣装などはかずみんさんによるもの。独特でアーティスティックな空気感を持った女性です。

2010/08/08 03:59

デジキャパ! 2010年8月号

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CanonEOS5DMarkII EF100mmF2.8macro URAYASU/CHIBA
Mモード F2.8 1/2500秒 ISO400 AWB(RAW調整あり)

 遅くなっちゃったけどデジキャパ!8月号の表紙の女のコは、滝裕可里チャン。この日のエントリーでも、デジキャパ!表紙について紹介してくれています。ありがとー! 実は5月号と同じホテル中庭での撮影。前回とても天気が悪く、寒かったので、もう一度ココでリベンジしたいねえとみんなで話していて、その願いが早くも叶えられました。いやあ、それにしても天気よすぎて暑いのも問題だ(笑)。まあ、結局ワガママなんです。とはいえ、やはり光があるのと無いのとでは大違い。9月号の表紙も先日撮影したんだけれども、まぁ酷暑。うまく休み入れながらの撮影でないと体が持たないなあ。

 それと今月号、中ページ(34~26)では、マニュアル露出についての解説も書いております。興味があれば、チェックしてみてくださいませ。

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2010/04/16 00:53

P.G.No.117『斬波涛』

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NikonD700 AF-S24-70mmF2.8G 99RI/CHIBA
Mモード F4.5 1/640秒 ISO800 AWB

 久々にポートレートギャラリーアップいたしました。一気14本です。溜まってましたスイマセン。桜や梅の写真があっても、昨年、一昨年、さらにその前だったりします。やっと作業できたって感じです。ラボギャラリーの方は、まとめ中がまだまだたくさんあったりするんだけど…

 上の写真は、それでも一番新しい昨年6月の作品で、今年の年賀状にも使った写真です。題して『斬波涛』。モデルはアーティストの照紗ちゃん。我が奥さんの親友でもあります。この前も3人で歌舞伎座さよなら公演(団十郎の助六最高)見てきたりしました。そんな彼女ですが、その凛凛しい着物姿で刀振り回したら似合うだろうなあ、と思ってやってもらったんですが…。似合うなんてどころじゃなかったなあ。広大な砂浜に垂直にそそり立つ殺気のオーラ。着物姿もカッコイイし、絵になる。姐さん!!!!!!! 波涛どころか、みんなを切り刻んでしまうド迫力でした。

2010/02/10 23:06

宍戸留美カレンダー2010

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NikonD300改 SIGMA EXDG50mmF1.4HSM SHIMODA/SIZUOKA

 写真は宍戸留美ちゃんの2010年度版カレンダーの扉。CDサイズのカレンダーを作りました。留美ちゃんのHPから問い合わせ&購入ができるので是非是非チェックしてみてください(もう2月だけど、カレンダーも来年2月まであるので許してケロ)。さらに今月17日(水)に下北沢の「CLUB Que」で 19時から今年初めてのライブが あるということなので、要チェック!

 カメラのD300改というのは、赤外False color用にアメリカで改造したヤツ。昨年からハマって撮影しているんだけど、奥が深いずら。普通スタンダードなFalse colorだと、グレー&青&黄色みたいなイメージだけど、調整しだいで上の写真のように、肌にちょっとオレンジかぶりさせた仕上がりもできる。まあ決まり切った使い方はないのがおもしろいところ。カレンダーでもいろんなパターンのFalse colorを使ってます(14枚中7枚)。瞳が透き通って、ルンルンの透明感がより抽出されているようで、美しい!

2008/04/07 23:52

春眠不覺曉

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CanonEOS-1DsMarkII EF17-40mmF4L FUTTSU/CHIBA

春眠不覺曉
處處聞啼鳥
夜來風雨聲
花落知多少   孟浩然

学生時代に習った懐かしい漢詩。春来了で、まったくこれにドンピな雰囲気な東京の今宵でございます。この雨で東京の染井吉野はほとんど散ってしまうだろうなあ。それにしても眠いのは鼻炎薬である原因の方が大。電車で座ってしまうとほぼ100%眠ってしまうので危険だあ。

写真は1年ちょい前、小林有子ちゃんとのセッションで撮影したカット。なんでこの写真かというと、彼女とルンルンこと宍戸留美ちゃんたちが3人で写真展をやるから、その宣伝なのであった。

************

<写真展>
「君が僕を知ってる~下北編~」
宍戸留美×小林有子×西泰幸 三人写真展

下北沢ギャラリーGeki

2008年4/8(火) ~ 4/13(日)

 4/8(火) 14:00~19:30
 4/9(水)~4/11(金) 14:00~20:00
 4/12(土) 12:00~20:00
 4/13(日) 12:00~18:00

興味のある方は、是非足を運んでちょーよ。
ルンルンは新たにK20Dを買ってバリバリに撮っておられる様子。頼もしい!

2008/04/03 19:17

さくら

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CanonEOS-1DsMarkII EF50mmF1.4 OHTA/TOKYO

せっかくこの季節だから桜の写真、ってことで新エントリー。この写真は昨年唯一機会があった、桜舞台でのポートレート。スタジオでの仕事終わったあとに、偶然そのスタジオの近所だった朋子ちゃんと時間を合わせて1時間だけ撮影した。

この季節、いつもドタバタしたまま過ぎて、桜を撮る機会を逃しちゃうことがほとんどなんだけど、今年はとっとこやってたら早々に終わった! これなら、たくさん撮れそうで、うれしいぞと。とはいえ、そういいながらあっという間に時間は過ぎていくのだな、儚し。

2007/12/17 06:51

個展『如水如風』

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CanonEOS-1DMarkIIN EF17-40mmF4 MIURA/KANAGAWA

年末ドタバタな最中になのにナンですが、12月24~30日まで新宿のプレイスMにて個展やります! タイトルは『如水如風』。個展は実に4年半ぶりぶり。

内容はいつものポートレート。主に広い場所で撮影した写真を集めてみました。とくに海辺が多いかなあ、というか全て海辺か。プリントし終わったものをみてみると、大好きな九十九里浜を中心に、多岐にわたっております。

『如水如風』、このタイトルたる所以は、1対1で向かい合ったときに、互いに流体の自然の成り行きのごとく絡み合い、その時を残せていけたらいいなという思いからです。水や風は単に自然なままに流れ去るだけではなく、微弱ながら粘性があり、2つの流れもしくは1つの流れと静止状態のものとその境界で摩擦し、影響を与え合います。その境界が1対1で、お互い意識のある中で撮りつ撮られつを行う自分のポートレート撮影スタイルに似ていると思っています。

なんつーコトを撮っているときに思ったのかどうかはよくわかりませんw

展示方法は、今まではA3やA3ノビサイズのプリントを仰山マトリックス(格子状)貼りというのが多かったんですが、今回は自前の大型プリンター(PX-9500)を用いたプリントで、B1サイズを中心に展示を行います。そして1つスクリーンも用意し、プロジェクターにより何本か作品上映も行います。

ちなみにDMのモデルはルンルンこと宍戸留美さまです。

※DMが欲しいようという方は宛先、氏名などを明記の上メール下さいませ。

2007/07/08 21:18

P.G.No.101 摂氏27度の時間

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CanonEOS-1DsMarkII 17-40mmF4 MAKUHARI/CHIBA

 久々にポートレートギャラリーの新作アップ! 実に11ヶ月ぶりぶり。#101~1033作とも、そんなこんなで昨年撮影した作品です。まあ、アップまで時間かかちゃってごめんなさい。まだまだ昨年撮影分があったりしますんで…、そのうち…なんとか…

 この「摂氏27度の時間」のモデルは#86「PINK」で撮影したみさとさん。愛犬といっしょに千葉の海やらでスナップしたのでした。そういえばペットと撮ったのは初めてのケースかな…、いきなりだだっ広い所につれてこられて戸惑ってたけど、すぐ慣れていたってマイペースだったのが可愛かった。

2006/11/18 08:13

P.G.No.98 うつせみ

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 めちゃくちゃ間が空いちまった~なんて、それだとBOSOBOSOと同じノリになっちゃうんだけど、忙しくなるとイカンです。もう作品撮りも何も出来ない状態がここんとこ続いてストレス満載かも。息抜きせねば…。でも作品撮りは息抜きではないから気は抜けないんだよな。アップできずにる写真もいっぱいあるし。せっかく作業しやすい季節なので、頑張るぞと。さて、ポートレートギャラリーの解説をやらなくっちゃだわ。

 今回のモデルはSHIZUKAさん。「うつせみ」を撮影したのは初夏と言い切るにはまだ早い季節(確かゴールデンウィーク中だったかな)だったんだけど、写真を見るとどう見ても夏って感じだし、だからこそのタイトルなんだけど。今年は春から秋まで天気に泣かされたんだけど、この時は運良く晴れたのがすごく嬉しかったのを覚えている。

 彼女からはその雰囲気から凛とした和のイメージを感じたので、この日はそれを生かせる場所でと思って下町中心、でもちょっと品のいい感じの場所での撮影の流れを考えた。

2006/10/08 23:05

P.G.No.97 Flower

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CanonEOS-1DsMarkII 17-40mmF4 KAWASAKI/KANAGAWA

 Flowerは翠チャンと2度目のセッション。タイトルは彼女が付けていた大きな髪飾りから付けてみた。場所は川崎港の工場地帯。前回は晩秋の富士山麓だっただけにロケーションの差がどんな感じに仕上がるか楽しみだったんだけど、撮ってみてやっぱり自然の中の方がより自然体でいられるのかなあ、っていう気がする。気が落ち着くっていうのかな、写真もちょっとざわざわしちゃったかもしれない。

 最後の道に寝ころんでいるシーンは、彼女が実際に転んでしまって、その転んだところが非常に印象的だったんで、そのまま転がったまま撮影した。実はちょっと捻挫に近いことになっていてこの後大変だったんだけど、そこまで頑張ってくれた翠チャンに感謝なのだ。

2006/09/17 06:27

P.G.No.96 万世橋トライアングル

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CanonEOS-1DsMarkII 17-40mmF4 SHINPEIBASHI/TOKYO

 で、このタイトル、なんだかへんてこりんこりんだなと思う人もいるかもしれないけど、これを撮影した万世橋近くには山手線、総武線、中央線の3線秋葉原、お茶の水、神田の3駅で線路に囲まれた三角形の地帯がある。その中は神田川が通って、線路の架橋が古い煉瓦で出来ていたり、この春までは交通博物館があったり、その上には戦前まであった万世橋駅がそのまま残っていたりと、なにかと昭和初期の風情が残る場所だったりする。結構好きで撮っているロケーションなんだけど、その辺りを勝手にそう命名してしまった。

 モデルは歌手としても活躍するkayさん。初めて撮影したのはどこかの宣材撮りのときだったから、もうかれこれ6年になるかあ。ポートレートギャラリーにもこれまで2回ほど登場してもらっている。とにかくカッコよくて挑発的なほどセクシーな路線になってしまうのは彼女の歌う姿そのまんまだな。作詞や作曲、打ち込みまで自分でやっちゃったうえにクオリティも高いからいつもビックリな女性なのである。

2006/09/10 04:41

P.G.No.95 桜女(さくらめ)

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CanonEOS-1DsMarkII 17-40mmF4 KASAI/TOKYO

 桜、といっても春真っ盛りのソメイヨシノの季節には仕事やらなんやらでタイミングが合わず、ポートレートギャラリーの撮影は今年は残念ながら撮影が出来なかった。唯一、妻を連れて飛鳥山に行ったくらいだったかな。でもこれ、たくさん桜咲いてんじゃんと思うかもしれないけど、この作品、実は撮影したのがGW間際の4月も終わりの頃なのだ。菜の花とかも出てくるけど、これもよく残っていたなあっていう感じだ。八重桜の種類なんだろうか? ふと寄った公園で咲き誇ってたのをラッキーと思いつつ撮影したのだった。

 モデルの萌子さん、存在感もフワッとしていてこの桜の儚いイメージにはピッタリだった。最初のピンクのワンピースの方が桜に似合ってたかもしれないなあと思ったけど、桜が見つかったのもちょっと偶然に近い流れだったんで、まあしょうがない。彼女のほのかな表情のリアクションを楽しみながら、葛西辺りをふわふわとまわりつつスナップした春の午後だった。春の写真をこうやって秋口に見てると、ちょっと寂しい感じもするなあ。

2006/09/04 19:36

P.G.No.94 港前の草原より

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CanonEOS-1DsMarkII 17-40mmF4 YOKOHAMA/KANAGAWA

 春にも扉写真で一度使ったことがある茜さんの写真をまとめたのがこの「港前の草原より」。いやあ、アップまで1年近く経っちゃいました。この写真撮ったときは、周囲は秋真っ盛りって言う感じだったからなあ。年が経つのは早すぎまっす。

 撮影地は横浜みなとみらい界隈を歩いていける範囲。コースはというと桜木町で待ち合わせをして、電車道を通り赤煉瓦倉庫に向かうといういわばデートの定番コースをなぞっているという感じかな。ひとりで風景撮りながらこんな風に歩いてたらあっという間に着いちゃうんだけど、2人で撮りながらとかおしゃべりしながら歩くにはちょうどいい感じの距離だよな。横浜はそんな風に歩く距離がちょうどいいポイントが多い。

 この時の写真見てると、青空が眩しいなあ。今年は春からなんだかんだいってピーカンにはほとんど恵まれなかったんで、これからこんなドピーカンが来るコトを祈るのだ。歩いても汗ばまない気持ちいい感じだし、そろそろ募集再開したりいろいろ計画たててみよっかな。

2006/08/30 10:01

P.G.No.93 晴れのち秋雨

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CanonEOS-1DsMarkII EF17-40mmF4L OHISO/KANAGAWA

 8月になってポートレートギャラリーにまとめてという形で8本アップした。コンスタントにアップしなきゃと思いつつ、作業がだいぶ遅れちゃったなあ。しばらくは、記憶が新しいウチに新作について先に書いておかなければ!

 ファイルNo.93「晴れのち秋雨」。モデルは2度目の衣梨さん。結構セクシーな活動も魅力的な彼女だが(笑)、清純路線も非常に似合ってしまうのが可愛いところ。今回は、海に出て撮影した。場所は湘南に行くときには最近ほとんどここで撮ると言ってもイイくらいの大磯の砂浜から酒匂川河口までの西湘。江ノ島近くだと人が多すぎるので、どうしても西湘に逃げてしまうコトが多いんだよな。

 彼女の服からいって、もうちょっとメルヘンっぽい、緑系な場所の方がとは思ったんだけど(笑)、テトラポッド相手でも青空のおかげでなんとか絵になったって感じだ。彼女のコケティッシュなイメージが出たと思う。そそ、この日のポイントは天気だったなあ。前半、砂浜で撮影しているとときにはご覧の通りドピーカンだったのだんだけど、軽くお茶して再開してみたら雨がぱらつくほどの曇天。秋空の移り具合、当然予想しての行動だったんだけどね。最近とみに気象情報に敏感になっているのだ。時には10分後どうなってるか予想しながら、計算に入れて動いているくらいだから。

2006/08/27 10:44

P.G.No.88 BlueRidgeが見える島

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CanonEOS-1DsMarkII N EF28-70mmF2.8 YOKOSUKA/KANAGAWA

 ちなみに「BlueRidgeが見える島」とは横須賀沖に浮かぶ猿島のこと。戦艦三笠の鎮座する港から遊覧船に乗って10分ほどで着くことができる小さな無人島だ。プロアマ問わず結構撮影ポイントとして使われていることも多いので、知っている人も多いと思う。砂浜もあって夏場は海水浴客でも賑わっている場所なんだけど、行くならオフシーズンの人のいない時期の方が面白いと思う。

 この島の特徴は、なんといっても江戸末期のペリー来航から大東亜戦争終了時まで要塞として使われていたためにその痕跡が所々に残っていることだ。島を巡る隧道は全くその当時のままで煉瓦造り。そんな場所でSayakaさんを連れて行って撮影してみた。

 Sayakaさんも初めてだったが、実はボクもここに来たのは初めて。鬱蒼とした空気感に圧倒されながらカメラを向けたが、人を撮るには意外と難しい場所だ。何しろ隧道周りの道は切り通しで、光はほとんど上からしかこない。隧道は照明ほとんど無く真っ暗。結局あまり隧道では撮らず、島を横切って岩場に下りたり、今度は登って展望台で撮影した。Sayakaさんのロングスカートが風に揺れて気持ちいい感じだ。展望台、これもほとんど大戦当時の建物ヶ、と思うくらいボロボロ。登ると空母に似たアメリカ第7艦隊旗艦ブルーリッジが停泊しているのが間近に見えた。ブルーリッジ山といえば、カントリーロードの詩の中にも出てくる。その物騒なイメージとは遠くかけ離れているとは思うが。

2006/08/22 23:30

再会

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CanonEOS-1DsMarkII EF24-70mmF2.8 OSAKA-BAY/OSAKA

 久々にポートレートギャラリーの過去作から離れて、オンタイムに近い写真。歌手の笹生実久さん。彼女との出会いはある人を通して「是非撮ってみて!」ということで昨年5月に撮影したのがキッカケだ。その後、会う機会は失われていたんだけれども、なんとその方が今年6月に突然亡くなり(享年38歳)、この7月大阪にお参りに行くのがキッカケで約1年ぶりに再会することに。再び会う機会は、そのまま大阪で撮影セッションということに相成った。

 何はともあれ彼女のアーティストとしての情報、ホームページはこちら。
http://www.mf247.jp/view/index.php?module=artist&refno=41505&g=1%20
http://www.sasaomiku.com/

 ギター一本でシンプルにささやくような歌はほんとに心地いいです。祭壇の前での生歌を聴いたときは、彼の忘れ形見の小さな息子さんがはしゃぐのもあって涙が出てきたなあ。

 写真は、上のページで使われている写真のノートリミング版。大阪港の潮気と夕陽を浴びながら撮った写真。

2006/08/18 07:47

P.G.No.44 あやの時間

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Fujifilm FinepixS1pro Tokina19-35mmF3.5-4.5 SHIBUYA/TOKYO

 ロケ場所は渋谷駅周辺。渋谷って前の事務所から一番身近な場所だったのに、なんだか好きになれなかったんだよな。だから、なかなか撮影する気が起きなかったんだけど、いい機会だと思ってやはり渋谷は身近なあやりんごちゃんを連れてロケしてみた。いやあ、おもしろいおもしろい。撮る所いっっぱいで、日常的に見過ごしている所に彼女にいてもらうと全部ステージになった。

 実はポートレートギャラリーでは初のオールデジカメ作品だったな。カメラはS1プロ。同時期にD30も使っていたけど使用頻度ではS1プロ90%っていう感じだった。F60ベースのクイックリターンミラーさえ付いていない非力なカメラだったんだけど、とにかく色とゆったりとした音は好きで、6メガとしてはそれでも結構リズミカルに撮影できた。

 当時は、とにかく高感度まで平気でアップ出来る点がうれしくて、ノイズはかなり多かったものの、暗くても写ってしまうのが楽しくて、暗くなっても写真を撮っていた。このときも夕方いったん撮影を終え、パンテオンでお茶して、なぜか同じフロアにあったマッサージ屋さんで2人でマッサージしてもらい、暗くなった後でまたひと撮影したんだっけな。この頃のクセが残っているのか、最近でもデジカメだと平気でISO1600くらいに上げ、フツーに超高感度域を使っちゃうんだよなあ(笑)。

2006/08/09 02:52

P.G.No.25 夏天

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CanonEOSRT EF20-35mmF3.5-4.5 FujicolorG-400 SETAGAYA/TOKYO

 夏天は夏の蒸し暑さを感じると、自分の中でこの写真を思い浮かべるくらい好きな写真。とくに世田谷線混じりのカットは、ほんとに夏の風を感じてその当時の音まで思い出す。最近の新しくなった車両ではそうはいかないだろうな。車両は広告だらけで元のデザインがよくても品はなし。エアコン付いていて快適かもしれないけど、それと引き替えに季節を感じる「窓」がなくなっちゃったし、残念だよなあ。この前乗った、熊電の青蛙はまさに夏列車だった、うん、単なる快適でないことからも、記憶に残る風情というもん、大切だよなあ。

 んなことでこのときは電車移動&歩きメインてワケで、相棒を軽い630とRTにして軽装。三軒茶屋界隈をまずブラブラ、そのあと電車に乗り宮の阪、山下辺りをブラブラ、ん~、ここ数年訪れていないコースだ。

 あ、思い出した、このときのモデルのmasamiさん、このときちょうど結婚直前で、撮影はその記念写真的な意味合いもあったのだ。写真に撮らたいっていうきっかけはいろんな理由があるんだなあ、と思った。ボク自身は写真に撮られようなんて絶対に思わないタイプなんで、全然気持ちはわかんない(笑)。

2006/07/30 06:44

P.G.No.08 ある夏の日の麻衣子 1

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CanonEOS-1N EF28-70mmF2.8 FujicolorG-400 SETAGAYA/TOKYO

 かなり初期の作品、撮影は97年の夏だったなぁ、彼女とは今でもお付き合いがあって、最近だと彼女のお店で妻が作品展をしたり、お店に食べに行ったり(最近ちとご無沙汰しちゃってるかも、スイマセン!)マイミクしたりしています。今ではさらに磨きをかけて美しく、かつバイタリティのある女性です。モデル応募してくれたコトがきっかけで長いお付き合いっていうのはよくあることなんですが、ホントありがたいこと。撮影はタイトルの通り夏、世田谷の久品仏~等々力渓谷にかけて半日ほど2人でブラブラしながら撮影した作品集の前半です。

 ちょっと変わったトーンに見えるけど、これはデジタル処理してモノクロ写真に色を塗ったようなイメージを狙って作り上げたもので、オリジナルはネガカラー。当時は何とか銀塩プリントでやりたかったのにできない手法がデジでできるようになったもんで、飛びついていたころです。今見ると、ちょっと懐かしい感じが増幅されて、イイ感じだなあ。色をニジませたから、ちょっと湿気も感じるし、いい夏の思い出って感じ。んん~夏はいいなぁ。今年もようやく夏本番って感じかな。

2006/07/23 15:02

街撮り

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NikonD200 DX-Nikkor17-55mmF2.8 SHINJUKU/TOKYO

先月に引き続き「デジタルカメラマガジン」の企画より。
ストリートポートレート撮影、新宿編です。
モデルは理香サン!

もう今年は天気に泣かされることが多すぎて
昨日も泣かされ、この月末もずーっと泣かされっぱなしですが。
たまたま天気に恵まれるタイミングっていうもんはあるもんで、
この日もそんなスポット的なタイミングで青空、
このカットではちょこっとしか写ってないけど。
それにしても、長い梅雨だなあ。

ってことで先月同様の告知ですが
デジタルカメラマガジン誌107ページ下にも書いてありますが
このページに登場してくれる女のコを募集しております。
氏名、年齢、住所、職業、メアド、それに全身、アップ写真などを添付して
digitalcamera@impress.co.jpにタイトルを「MAKKENモデル応募」として送ってください。
採用させていただいた方のみの連絡となります。
誌面で採用した方には、ボクが責任を持ってプリントした写真をプレゼントしております。
関東近県以外からの方でもOKです。

2006/07/17 00:43

P.G.No.58 由佳と夏街

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NikonD1X Nikkor28-105mmF3.5-4.5 SHINJUKU/TOKYO

 この写真は夏街をテーマにしたけど、彼女と初めて会ったのはこの半年前の冬だったな。彼女の友人と2人でEPLを突っ込んだちっこいローライ35片手に渋谷の街で撮影したのはカメラGET誌で巻頭グラビアになった(これもいずれHPに載せたいな)。

 それから半年、ソロ撮影をすることになって新宿にロケ場所を選んだ。彼女を撮るなら街、となるとやっぱ渋谷かなとも一度思ったんだけど、この半年で大学生になり、新宿でも似合うようになってるかなと思ったからだ。久しぶりに会ってみるとすっかり洗練されてて、新宿でもOK、すっかり夏の新宿にハマってくれたわけだ。

 それにしても、この写真はすごいゴースト(笑)。ゴーストがダメだって言う人もいるかも知れないけど、ボクは好き。ゴーストは、レンズを通した写真ならではの表現であるからだ。もちろんその写真にマッチしないと意味はないんだけれども。アルフレッド・スティーグリッツの妻のジョージア・オキーフも、スティーグリッツの写真から自分の絵にゴーストのような光を表す表現を導入したなんてこともあるくらい。レンズ設計者にとっては不名誉と思う人もいるかも知れないけど、キレイなゴーストが出るレンズはないかなあ、と探していた時期もある。

 ちなみに今までで一番ヨカッタのはトキナーのAT-X35~70ミリF2.8。T90との組み合わせだったけど最高のゴーストレンズで、ライブ撮影の時は照明入れ込んで撮影するとキレイ丸く、ちょうどいい大きさで出てくれるから大好きで使ってたなあ。その2本、今も持ってる。フォトショのわざとらしいゴーストフィルターはキライ。

2006/07/13 04:23

P.G.No.14 MIE

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CanonEOS-1N EF50mmF1.4 FujicolorG-400 SHIBUYA/TOKYO

 「MIE」、撮影場所は渋谷の自分の事務所。当時は結構事務所に布を引いてスタジオとして使うのが好きだった頃だなあ。このときもモデル応募してくれた美枝さんを事務所に招いて6畳ほどの小さなスペースに赤い布を引いて撮影した。ライティングはというと、スタジオだとストロボが当たり前の印象が強が、ボクは拡散光があまり好きではないので500Wのビデオライト1灯でラフに照らしている。

 後半は近所の煉瓦塀。今でも渋谷、原宿界隈で撮影して場所に困ったときには使う塀だ。このときは確か近かったからライトスタンドにナショP付けて撮ったんだっけなあ、ライティングする気、になってるよなあ。まあ、大したことはやっていないんだけれども。今だったらもっと成り行きまかせで、あるものを利用しているだろうな。

2006/07/07 02:33

P.G.No.81 水平線と火平線と

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NikonD100 Nikkor28-70mmF2.8 99RI/CHIBA

 撮影場所は、ボクの写真ではお馴染みの九十九里。着いたのは午後3時過ぎ、2月。季節柄、風は強く、時には砂混じり風が立ってるのも痛いんだけれども、この日は風も弱くてカラッカラに晴れた青空が爽快で、水平線もクッキリ。一方陸側を見ると地平には夕日が燃えるようで、水平線と対比して逆さにすると火平線の様だったので、これを名付けてタイトルにした。撮影開始から2時間もせずに日没。

 モデルの亜美ちゃんはCD-ROM写真集にもしたくらいたくさん写真を撮った女性である。なにせ、最初に会って撮影したのが高校3年生、今回は大学卒業記念的な意味があったので4年以上ってことになる。

 長い期間を続けて撮るっていうのは非常に面白い撮影行為で、写真の本性である記録という面が否応無しに露見してくる。年頃の女性となれば、その変化がかなり具体的なモノとなって表出してきちゃうんだけれども、亜美ちゃんは希有なくらい外見的には全然変わらなかったなあ。きっと今も変わってないんだと思うけど、それが彼女なのだ。もちろんイイ意味で。

2006/07/02 01:59

P.G.No.29 赤いワンピース

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CanonEOS-1N EF28-70mmF2.8 FujicolorG-400 NAGOYA/AICHI

 No.29「赤いワンピース」、この写真はポートレートギャラリーでは2度目の関東外ロケで名古屋(一回目はNo.6、7のMIKIさんの京都ロケ)に行った。モデルは香澄ちゃん、当時高校2年生。当時は写メもデジカメも一般的じゃなかったから、モデル応募してくれてからメールと電話だけのやり取りで撮影まで顔はわからないままいきなり会って撮影ってことも珍しくなかった。もちろんこのときもそう。会ってみてのお楽しみみたいな感じで、そのときの感情も写真に出てくるから意外と大切なことだったりするのかも。

 名古屋は公私共に何度か行っている馴染みの都市、結構好きな場所。ただ、それでも知らない所も多く、彼女の好きな所に連れて行ってもらいながら撮影した。移動は地下鉄。色のある服が欲しいね、ってことで大須の古着屋で赤いワンピースを買い、それを着てもらって撮影を開始。このワンピースがちょっと小さめで、それまで大人びてるなあと思ってんだけれども、とたんにちょっと子供っぽくなって自由に動き回り始め、遊び回っている彼女の存在が非常に可愛かったのを覚えている。

2006/06/28 02:35

P.G.No.57 雨上がりのリナ

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NikonD1X AF Nikkor28-105mmF3.5-4.5D HONMOKU/YOKOHAMA

 ということで10周年企画!? 今までのギャラリーで発表した写真を語ってみよーってことで、取り上げる順番は意味なし、バラバラです。初っぱなはポートレートギャラリーNo.57「雨上がりのリナ」

 季節は7月頭。撮影開始時間は路面が濡れているくらい天気が悪かったんだけど、徐々に青空が見えるくらいの好天に。その雨上がりから青空までの空気感をそのまま時系列にイメージにしてみたという感じです。場所は本牧埠頭界隈、今では何度か訪れている好きな撮影場所のひとつだけど、このときが最初だったなあ。

 そうそう、カメラ前に立ってくれる女性は2つのタイプがあって、自ら動き出すコと指示を待って動くコ。あ、勘違いしないで欲しいんだけど自ら動きだすっていうのは、いかにも訓練されたモデル的な動きじゃなくて(これは好きじゃないのだ…)、その場所に置かれたときにその空気感を読んでか無意識か、非常に自然なその人らしいリアクションが起こる人。先にキッチリとイメージ持っちゃってるカメラマンだったら、逆にちょっと撮りづらく感じるかもしれないなあ。でもボクはそんなタイプが非常に好きだったりする。ある時は「あららら、ちょっと何も言ってないのに何やってんだ~っ」て感じで予測できない動き、これを追うのが結構好きなんです。これこそ写真的っていうか、ボクの撮影では、始めにほとんどと言っていいほどイメージ=0から始まる即興なので、目の前の事象が変わっていく様はこれまた自分でも次の閃きが沸いてくるから、とてもワクワクしちゃうワケです。

 で、彼女はまさにそんな人。流れだけボクが決め、動きを追いつつ…撮り終わってみると…、すっかり物語が出来上がっていることになります。

2006/06/16 03:21

緑のイノセンス

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CanonEOS-1DsII EF17-40mmF4 SHIBA/TOKYO

 「MAKKEN PHOTO LABORATORY」ホームページ完成から10年。考えてみりゃあ、結構老舗な方になっちゃったのだよね。まあ、ちょうど区切りってことで、なにかやれないかなって思っていたんだけど、日々の忙しさに流されて3月より今日に至るって感じです。まあ強制されてやっているわけではないのでお許しください。
 でも、なんかやりたいってことで、これまでこのHPでたくさんの写真を発表してきたんだけどそれについてほとんど語ることなく過ごしてしまったので、ちょっとピックアップしつつ、この扉で語ろうかなあ…と思っている。またなんだかんだ言って不定期になっちゃうけど、今までよりは頻繁にやってみるっぺかな。

2006/05/13 04:02

港前の草原で

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みなとみらいの汽車道にてスナップ。
春っぽく見えるけど、実は秋の写真。
CanonEOS-1DsMarkII 17-40mmF4 YOKOHAMA/KANAGAWA